大竹玖瑠美なぜ戻った?「幹部→店長→本人」指示の連鎖が判明、たった数十万円の売上金のために-イオンモール熊本爆発

災害

イオンモール熊本の爆発事故で亡くなった大竹玖瑠美さん(22)は、一度は屋外に避難していました。それなのになぜ店内に戻ったのか。ハビタの上野景真社長が「売上金を金庫に戻してほしい」と指示していたことを認めていますが、指示が本人に届くまでの経路や、イオン側の「戻るな」マニュアルとの矛盾など、まだ空白が残っています。この記事では、大竹さんがなぜ戻ることになったのかを、報道と掲示板の情報を突き合わせながら整理します。

大竹玖瑠美さんが戻った理由は「会社からの売上金回収指示」

大竹さんが店に戻った直接の理由は、勤務先ハビタからの「売上金を金庫に入れてほしい」という指示です。

RKKの報道では「金庫にお金を入れないと言われたので戻る」という趣旨の証言が伝えられています。西日本新聞でも「レジのお金を、金庫に入れに行かないといけないの」「会社の人から頼まれた」という大竹さん本人の言葉が紹介されており、2つの媒体で証言が一致しています。

駐車場でおばといとこと合流していた大竹さんのもとに同僚が駆けつけ、2人は「会社の人から頼まれた」と言い残して店内へ。爆発が起きたのはこの5分後でした。

指示の経路は「幹部→店長→大竹さん」だった

西日本新聞の続報によると、指示は上野景真社長から直接大竹さんに出されたのではなく、会社幹部の指示を受けた店長が「もし入れるなら売上金を金庫に戻してほしい」と大竹さんに伝えた形だったとされています。

ガールズちゃんねるでは、この指示の連鎖についてこんな指摘が出ています。

「『もし入れるなら』って言い方、選択肢を与えたように見せて、実質は断れない指示だよね。若い子だから素直に指示聞いちゃったんだろうな」

「災害時の売上金の扱いはどういう風に決めてたのか知りたい。マニュアルがあったのか、その場の判断だったのか」

大竹さんの親族はFNNの取材に「とても責任感のある子で、会社からそう言われれば、行かなきゃいけないと思ったと思う」と語っており、「もし入れるなら」という条件付きの言い回しであっても、22歳の従業員が上からの指示を断れる状況ではなかったことがうかがえます。

イオンのマニュアルは「避難後は館内に入るな」だった

イオンモールの吉田昭夫社長は7月29日の会見で「避難後は館内に入らないマニュアルになっている」と述べています。テナント側の「売上金を戻せ」という指示と、モール側の「戻るな」というマニュアルが真っ向から食い違っていたことになります。

ガールズちゃんねるでもこの矛盾に注目するコメントが多く出ています。

「イオンでは一度避難したら戻らないという取り決めがあったらしいね。テナントの人たちはそれを認識できていたのかな?」

「イオンの避難指示も従業員に無視させたんだし責任は重い」

「ガス爆発がなくても余震が続いてるんだからこの指示はアウト」

実際、地震発生から爆発まで約1時間。余震が続く中で建物内に戻ること自体がリスクであり、爆発がなくても危険な指示だったという見方は根強いです。

売上金は「せいぜい数十万円」との見方も

ガールズちゃんねるでは、命と引き換えにされた金額についての指摘も出ています。

「金庫に入れろと言われたお金せいぜい数十万だったんだろうな」

ハビタは2階のコスメ系グッズ店で、大型テナントではありません。1日の売上金が数十万円規模だったとすれば、その金額のために従業員2人を危険な建物に戻らせたことになります。この点について、上野社長からの具体的な説明は現時点では出ていません。

飲食店従業員も「火を消すため」に戻っていた

大竹さんのケースとは別に、自主的に店に戻った従業員もいます。NEWSポストセブンの取材によると、1階の飲食店でアルバイトをしていた20代の従業員は、地震の約30分後にフライヤーの電源を落としガスの元栓を閉めるため、社員と2人でモール内に戻りました。この従業員は「あと1、2分遅かったら死んでいた」と証言しています。

こちらは「火事を防ぐため」という安全上の判断で戻ったケースですが、結果的に爆発の直前に退出しており、紙一重で命を落とすところでした。「売上金の回収」と「火災防止」、戻った理由は違いますが、どちらも「避難後に建物に入るな」というマニュアルに反する行動だったことは共通しています。

上野景真社長が謝罪「痛恨の極みだ」

上野景真社長は8月2日、熊本市内で取材に応じ、指示を認めた上で「痛恨の極みだ。両遺族に申し訳ない」と謝罪しました。大竹さんの通夜にも参列し、遺族に直接経緯を説明しています。

上野社長は株式会社ハビタと親会社の株式会社同仁グループの代表取締役を兼任しています。ガールズちゃんねるでは同仁グループの対応にも疑問の声が出ています。

「親会社がハビタをホームページから削除したんだってね」

「ハビタの社長も同仁の社長も同一人物」

「ホームページからさっさとハビタを消した理由も知りたいね」

同仁グループは公式には「ハビタとは現在、資本関係も経営関係も業務提携関係もない」と説明していますが、代表取締役が同一人物であることとの整合性については説明がなく、ネット上では「火消し」ではないかとの見方が広がっています。

責任の所在はハビタかイオンか、議論が分かれている

ガールズちゃんねるでは、責任がハビタ側にあるのかイオン側にあるのかで意見が分かれています。

「ガス爆発を引き起こしたイオンの方がはるかに責任が重いよ」

「ガスの管理責任はイオンにある。指示を出した人は現場の状況が分かってなかったんだから、ガス漏れは予想できなかった」

「ガス爆発がなくても余震が続いてるんだから100%テナント側の指示ミスしかない」

爆発の原因はLPガスの漏洩と見られていますが、引火の経緯は調査中です。「ガス爆発は予見できなかった」という論点と、「余震中に戻らせたこと自体が危険」という論点がぶつかっており、今後の調査結果と法的判断に注目が集まっています。

大竹さんと同僚はDNA鑑定で身元特定

7月29日未明、大竹さんは店に戻った同僚と共に遺体で見つかりました。損傷が激しく、身元はDNA鑑定で特定されています。大竹さんは3人きょうだいの長女で、3年前に父親を亡くしていました。趣味は推し活だったと伝えられています。

遺族の男性はFNNの取材で「今は怒りの方が強い。私は人災だと思う」と心境を語っています。指示の経緯、マニュアルとの矛盾、責任の所在について、続報に関心が集まっています。新情報が入り次第、追記します。

上野景真経歴がエリートすぎる!ハビタ代表就任は事故わずか1年半前…イオンモール熊本爆発では、指示を出したとされる上野社長の経歴をリサーチしています。ぜひご覧ください。

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