TBS日曜劇場「VIVANT」第2シーズンの福澤克雄監督(62)が、撮影中にパワハラを告発され、一時現場を「出禁」になっていたことが分かりました。TBSは「パワーハラスメントに該当する言動が認められ、厳正に人事上の措置を行った」と正式に回答しています。告発した若手スタッフは誰なのか、具体的に何があったのかについて、現時点で報じられている事実を整理しました。
VIVANT監督にパワハラを告発したのは「若手スタッフ」
福澤克雄監督にパワハラを訴えたのは、VIVANT第2シーズンの撮影現場にいた若手スタッフだと報じられています。
週刊女性PRIME(7月13日配信)の報道によると、VIVANT第2シーズンの撮影は2025年夏ごろに始まり、海外ロケを経た後の国内撮影中に、若手スタッフが福澤監督の言動をパワーハラスメントとして訴えたとされています。
告発を受けたTBS上層部は、福澤監督の現場入りを禁じる判断を下しました。その結果、プロデューサーや演出スタッフが福澤監督から遠隔で指示を受けながら撮影を完了させたということです。
ただし、告発した若手スタッフの名前や所属部署、パワハラの具体的な内容については、7月15日時点でどのメディアも報じていません。TBSもENCOUNTの取材に対し「調査に至った経緯については回答を差し控えさせていただきます」と述べるにとどめています。
バクサイやX、ヤフコメを確認したところ、告発者に関する具体的な情報は出ておらず、「若手スタッフ」以上の特定には至っていない状況です。
福澤克雄監督とはどんな人物か

福澤克雄監督は、福沢諭吉の玄孫であり、「半沢直樹」で平成ドラマ最高視聴率42.2%を叩き出したTBSの最大功労者です。
1964年生まれ、東京都出身。慶應義塾に幼稚舎から大学まで通い、学生時代はラグビー選手として活躍しました。高校でラグビー日本代表に選ばれ、大学では全国大学選手権で優勝、日本選手権でも社会人チームを破り慶應史上初のラグビー日本一に輝いています。190センチ100キロの体格から、武田鉄矢に「ジャイさん」と名づけられたエピソードも知られています。
大学卒業後は富士フイルムに入社しましたが、映画やドラマに携わりたいという夢を捨てきれず、1989年にTBSへ中途入社しました。入社後は「3年B組金八先生」シリーズ、「砂の器」「華麗なる一族」などを手がけ、2013年の「半沢直樹」では最高視聴率42.2%を記録。日経エンタテインメントの調査で「日本で最も視聴率を獲得するテレビドラマディレクター」とも評されています。
VIVANTは福澤監督が原作・演出・プロデュースのすべてを担う作品で、第1シーズン(2023年)は最終回19.6%を記録し、総視聴人数は6000万人を超えました。
TBSは「パワハラ該当する言動あり」と正式認定
TBSは複数メディアの取材に対し、福澤監督のパワハラを正式に認めています。
スポニチの報道によると、TBSは
パワーハラスメントに該当する言動が認められ、厳正に人事上の措置を行いました
と回答しています。さらに
研修を実施するなど再発防止策を講じています。本人も反省し、現在、番組制作にあたっておりますと
述べています。
一方で、人事措置の具体的な内容(減給・戒告・配置転換など)は明らかにされていません。また「制作過程の詳細については回答を差し控えさせていただきます」としており、パワハラの具体的な言動の中身も非公表です。
福澤監督本人は、週刊女性PRIMEの直撃取材に対し「局から他言しないようにと言われているので、会社に聞いてください」と回答。「言いたいことは特にない」と語っています。
VIVANT第2シーズンの放送への影響は
TBSは「放送予定に影響はありません」としており、7月26日の初回放送は予定通り実施される見通しです。
福澤監督が現場を離れていた期間も撮影自体は中断せず、他のスタッフが遠隔で指示を受ける形で完了させたとされています。TBSの回答では、福澤監督は現在「番組制作にあたっている」とのことで、放送開始前には現場復帰を果たしていることがうかがえます。
7月26日午後8時からは堺雅人、阿部寛、二宮和也らが出演する「VIVANT初回直前生放送SP」も予定されており、公式サイトも「主演 堺雅人×監督 福澤克雄」と掲げたまま変更はありません。
VIVANTは日曜劇場史上初の2クール連続放送が決まっており、さらに2027年の劇場版公開も報じられています。第3部まで構想済みとする福澤監督のプロジェクトが、今回のパワハラ認定によってどのような影響を受けるのか、今後の動向が注目されます。
フジに続きTBSでもハラスメント認定の波紋
フジテレビの佐藤二朗×橋本愛ハラスメント問題に続き、TBSでもパワハラが認定されたことで、ドラマ制作現場のハラスメント体質に注目が集まっています。
7月1日に週刊文春が報じた佐藤二朗×橋本愛の問題では、フジテレビが外部弁護士による調査で「深刻なハラスメント」と認定。佐藤側は反論し、泥沼化が続いています。そこに今回のVIVANT・福澤監督のパワハラが重なったことで、ヤフコメでは「ドラマの現場は閉鎖的で権力構造が固定化しやすい」「テレビ局のハラスメント問題は構造的なもの」という指摘が複数見られます。
Yahoo!ニュースの専門家コメントでも「局を代表するヒットメーカーが看板ドラマの現場から外されるという異例の事態」とされつつ、「福澤監督を現場から外した対応自体は評価すべき」と、TBSの初動対応を一定程度評価する見方もあります。
ただし、パワハラの具体的内容や再発防止策の詳細が公表されていない点については「曖昧なままで問題を収束させるべきではない」との批判も出ており、今後の情報開示が焦点となりそうです。
新情報が入り次第、追記します。

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