アメリカ赴任家族のリアル体験談:現地で慌てない医療トラブル対策と実践アドバイス

家族の暮らし・日常生活

私が中学生のとき、父の転勤に伴い家族でアメリカ生活を送ることになりました。

渡航前は「現地で体調を崩したらどうしよう」と心配していたものの、いざ住み始めるとその不安は現実のものに。

最初の冬に高熱を出して現地の病院へ行った日や、妹がケガをして救急外来のお世話になった日―、不慣れな英語と医療システムの違いに家族全員が戸惑いました。

本記事では、実際にアメリカで家族が体調を崩し、試行錯誤しながら対処したリアルな体験談と、現地生活で役立った具体的なコツを、経験をもとに詳しく紹介します。同じように赴任や移住、留学でアメリカ生活を送る方のご参考になれば嬉しいです。

海外で体調不良になったとき、まずどうする?

症状が軽い場合の自己管理

アメリカ到着から1週間ほど経ったころ、気温差や生活リズムの変化で私は軽い発熱を経験しました。現地のスーパーやドラッグストアには日本と違った薬が並び、最初はどれを選んでいいかわからず不安でした。

そのとき頼りになったのが、日本から持参した解熱剤や常備薬。家族で「どの薬をどう飲むか」相談できたことで心強かったのを覚えています。現地の薬が強過ぎると感じる場合も多いので、日本の薬や体温計は必携アイテムです。

ニーチェ
ニーチェ

時差ボケか風邪か分からない状態でも、まずは日本の薬があったことで安心感がありました!

胃腸薬や風邪薬、喉スプレー、うがい薬、体温計は常にスーツケースに入れておくマストアイテムです。

現地の薬は効果が強すぎたり、成分が馴染みのないものだったりするので、使い慣れた薬があると本当に助かります。

症状が重い・不安なときは迷わず病院へ

アメリカ生活で一番緊張したのが、家族の急な高熱やケガ。

実際、妹が現地の公園で足を切ってしまい、救急診療所に駆け込んだことがあります。その日は保険証と現金、現地スタッフとの英語でのやり取りが必要で、母は日本語が通じない不安と格闘しながらも、指差しやスマホの翻訳アプリを駆使して無事に診療を受けることができました。

「困った時は周りに頼る」「遠慮せずスタッフに声をかける」ことの大切さを実感しました。

ニーチェ
ニーチェ

現地の人に相談する勇気、大事です笑

病院の探し方と受診の流れ

病院探しは「現地の人・保険会社」に相談

アメリカの現地で病院を探す時、一番頼りになったのは父の会社の現地スタッフや駐在員の先輩家族からの情報でした。

実際に通った病院の名前や「○○先生は日本人の患者には親切」といった口コミも役に立ちました。

受診時には保険証とクレジットカード、普段飲む薬のリストやアレルギーを書いた紙も必ず持参します。子どもが病院を怖がらないよう、説明を絵に描いて伝えることも工夫しました。

一度、滞在中に子どもが転んで膝を深く切ってしまったとき、保険会社に電話して提携病院を紹介してもらいました。キャッシュレスで対応してもらえ、支払いの心配がないのは本当にありがたかったです。

受診時に必要なもの

  • パスポート(身分証明用)
  • 現金・クレジットカード(医療費支払い用)
  • 海外旅行保険証・保険会社の連絡先
  • 服用中の薬やアレルギー情報(英文の診断書や処方箋があるとベター)

私は一度、現金を持たずに病院を訪れ、カードが使えないと言われて困ったことがありました。必ず複数の支払い手段を準備しておきましょう。

言葉の壁への対応

アメリカの受付で症状をうまく伝えられる自信がなかったので、「I have a fever」「I have an allergy to penicillin」など、あらかじめメモに書いて病院に持参しました。

診察室では、お医者さんの早口の英語に戸惑うことも…。その場でスマホ翻訳を使うことや、「もう一度ゆっくり説明してもらえますか?」とお願いするなど、慌てず冷静にやりとりする工夫が必要でした。

さらにGoogle翻訳の音声読み上げ機能もかなり使えます。できれば事前に体調に関する表現を調べておくと安心です。

ニーチェ
ニーチェ

病院では専門用語が飛び交い、これまで習った英語が通じない場合も・・・ 多言語に対応した翻訳アプリは入れておいて損はありません!

海外の医療システムと日本との違い

「家庭医」や「主治医」制度

多くの国では、まず「家庭医(かかりつけ医)」に相談し、必要に応じて専門医や大病院に紹介してもらう流れです。日本のように「とりあえず大きな病院へ」はできません。

私がドイツで体調を崩した際も、最初は徒歩圏の開業医に行き、そこから必要に応じて専門医を紹介されるシステムでした。

予約制と待ち時間

欧米では、診察は完全予約制が一般的。急患でなければ、当日の飛び込みは難しいです。

ある時、皮膚に異変が出て専門医を予約しようとしたら、なんと1か月先。結局、家庭医に相談し、対処療法で乗り切りました。「体調に異変を感じたら、すぐに動く」ことが大切です。

医療費の高さと保険の重要性

救急外来で診察を受けたときの請求額が、なんと日本円で約8万円!その場では目の前が真っ白になりました。

でも、海外旅行保険に加入していたおかげで、後日きちんと返金されました。保険未加入だったらと思うと、本当にゾッとします…。

実際の体験談と現地での工夫

日本語が通じる病院のありがたさ

マレーシア滞在中、家族全員がウイルス性胃腸炎でダウンしたとき、日本語対応のクリニックを見つけられたことが大きな救いでした。

現地の日本人会や留学サポート会社から、日本語対応の病院リストをもらっておくと、いざという時に本当に助かります。

保険会社のサポートデスク活用

体調不良時、保険会社のサポートデスクに電話をし、近隣の提携病院を紹介してもらいました。キャッシュレス診療が可能な病院を案内してもらい、支払いの心配なく治療を受けられました。

保険会社によっては日本語で24時間対応してくれるので、必ず連絡先を控えておきましょう。

常備薬と健康管理の工夫

海外では薬局で買える薬が日本と違い、成分や用量が強いことも。私は必ず日本から常備薬を持参し、体調不良時はまずそれで様子を見ていました。

特に胃腸薬、解熱鎮痛剤、風邪薬、うがい薬、消毒液、絆創膏は必需品です。体温計や冷却シートもあると安心です。

よくあるトラブルと対策

言葉が通じず症状が伝わらない

現地語や英語が苦手な場合、事前に症状や服用中の薬、アレルギーなどを紙に書いて持参しましょう。翻訳アプリやメモ帳も活用できます。私は現地の友人やホテルスタッフに通訳を頼んだこともあり、助けてもらえる人を探すのも大切です。

強い薬や異なる治療方針

海外の薬は日本より成分が強い場合があり、処方された薬は必ず説明書をよく読み、分からない点は医師や薬剤師に確認しましょう。私は一度、現地で処方された抗生物質が強すぎて副作用が出たことがあり、以後は必ず成分や用量を確認するようにしています。

医療費の支払いトラブル

現地で驚いたのは、診察料の支払いがその場で保険会社と調整できないこともある点です。

クレジットカード払いが基本ですが、レシートや診断書を必ずもらい、後日保険請求に役立てました。英語での請求書が不明な場合は、病院スタッフや会社の現地総務部にアドバイスを求めるのも効果的でした。

事前にできる備えと心構え

渡航前の健康チェックと予防接種

アメリカ赴任の際は、持病がある家族について、日本の主治医に英文で診断書と薬の説明書を作ってもらいました。

また、現地の医療事情や伝染病情報を事前に調べておき、必要なワクチンや予防接種は日本で済ませておくように準備しました。現場で慌てないために、家族全員分の医療情報を一冊のノートにまとめ、すぐに取り出せるようにしています。

現地の医療事情を調べておく

現地の医療機関、日本語対応病院、保険会社の提携先、救急連絡先などを事前にリストアップし、家族や同行者とも共有しておきましょう。私はスマホに現地の病院リストや保険証の写真を保存し、いざという時すぐに見せられるようにしています。

ニーチェ
ニーチェ

いざという時、これができているかどうかでかなり変わってきます!

無理をせず早めの受診を

海外では「我慢せず、早めに医師に相談する」ことが大切です。軽い症状でも急変することがあるため、無理をせず、少しでも不安を感じたら病院を利用しましょう。

まとめ:安心して海外生活・旅行を楽しむために

アメリカでの家族生活は期待と不安の連続でしたが、医療トラブルを経験して「日ごろの備え」と「一緒に悩める現地の仲間」の大切さを実感しました。

どれも一度は戸惑うことばかりですが、ひとつずつ経験することで「きっと大丈夫だ」と思えるようになりました。

ニーチェ
ニーチェ

備えあれば憂いなし!

おわりに

海外での体調不良は、本当に心細く、不安になります。しかし、「情報」と「備え」があれば、落ち着いて対応できるものです。

何度も海外で体調不良を経験した私は、毎回痛感しました。「備えこそ最大の安心材料」だということを。

これから海外に行く方へ、どうかこの記事の内容が少しでも役に立てば嬉しいです。健康で、安心して、現地での時間を楽しめますように。

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