シモーン・アシュリー(本名:シモーン・アシュウィニ・ピライ)は1995年3月30日生まれ、31歳のイギリス人女優です。インド系タミル語圏のご両親のもとに育ち、医師・エンジニア家系の反対を押し切って女優の道へ。Netflixの「セックス・エデュケーション」でブレークし、「ブリジャートン」のケイト役で世界的スターへ。「プラダを着た悪魔2」では「彼女はスクリーンを支配する」とメリル・ストリープに絶賛されました。
シモーン・アシュリーのプロフィール

シモーン・アシュリーは1995年3月30日、イギリスのサリー州カンバリー生まれ。カンバリーで育った英国人女優です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 本名 | シモーン・アシュウィニ・ピライ(Simone Ashwini Pillai) |
| 芸名 | シモーン・アシュリー(Simone Ashley) |
| 生年月日 | 1995年3月30日(31歳) |
| 出身 | イギリス・サリー州カンバリー |
| ルーツ | インド系タミル語圏(両親は第一世代移民) |
| 身長 | 約170cm(5フィート7インチ) |
| 養成校 | レッドルーフス・シアタースクール(メイデンヘッド)→アーツ・エデュケーショナル・スクール(ロンドン) |
| 兄弟 | 兄・ショーン・ピライ |
| 交際相手 | コンスタンティン「ティノ」・クライン |
シモーン・アシュリーの経歴①——医師家系からの反骨
医師・エンジニアが集まる学者家系に育ちながら、7歳からクラシック声楽とピアノを始め、10代で映画・TVに恋をして女優の道を選びました。
シモーン・アシュリーの両親はインドからの第一世代移民で、医師・エンジニア家系というアカデミックな環境で育ちました。両親は当初、娘のエンターテインメント業界への傾倒に難色を示しました。「両親はとても保護的でした。それが私をもっと自分の道でやりたいという気持ちにさせた」とグラモアのインタビューで語っています。
7歳からクラシック声楽を始め、ピアノも習得。音楽家を夢見た時期もありましたが、10代でミュージカルシアターを経験するうちに映画とTVへの情熱が芽生え、女優の道を志しました。レッドルーフス・シアタースクール(メイデンヘッド)でシックスフォームを修了後、アーツ・エデュケーショナル・スクール(ArtsEd・ロンドン)で本格的な演技訓練を受け、芸能界へと歩み出します。
キャリアの初期は「ウルフブラッド」(2016〜2017年)「ブロードチャーチ」(2017年)「ポケモン探偵ピカチュウ」(2019年)など、英国のTVシリーズや映画の脇役としてコツコツと経験を積みました。
シモーン・アシュリーの経歴②——セックス・エデュケーションでブレーク

2019年にNetflixの「セックス・エデュケーション」でオリビア・ハナン役を3シーズンにわたって演じ、国際的な認知を得ました。
シモーン・アシュリーがブレークしたきっかけは2019年のNetflix作品「セックス・エデュケーション」です。オリビア・ハナン役を2019年から2021年まで3シーズンにわたって演じ、その演技が高く評価されました。Varietyの「2021年 注目の英国人」にも選ばれています。
シモーン・アシュリーの経歴③——ブリジャートンで世界的スターへ
2022年のブリジャートン第2シーズンでケイト・シャルマ役を演じ、世界的な人気を獲得。Forbes 30 Under 30・Time 100 Nextに選出されました。
2021年2月、Shondaland制作のNetflixロマンス時代劇「ブリジャートン」第2シーズンの主役・ケイト・シャルマ役が発表されました。ジョナサン・ベイリー演じるアンソニー・ブリジャートンとのスローバーン・ロマンスは世界中のファンを魅了し、2022年3月の配信直後から大きな話題を呼びます。
ブリジャートンでの成功はシモーン・アシュリーのキャリアを一変させました。2022年にForbes 30 Under 30(欧州エンターテインメント部門)、Time 100 Next、ハリウッド・リポーターの「Great British and Irish Film and TV Breakouts」に選出。ブリティッシュ・ヴォーグの2022年12月号・2024年3月号の表紙を飾るなど、ファッションアイコンとしても頭角を現しました。
その後、第3・4シーズンにも出演。第5シーズンへの再出演の可能性も報じられています。
またモンテカルロ・テレビジョン・フェスティバルでは2024年に「ゴールデン・ニンフ賞 最有望新人賞」を受賞しています。
シモーン・アシュリーの経歴④——プラダを着た悪魔2でアマリ役

「プラダを着た悪魔2」でミランダ・プリーストリーの新ファーストアシスタント・アマリ役を演じ、メリル・ストリープから「彼女はスクリーンを支配する」と絶賛されました。
「プラダを着た悪魔2」は、子供のころから「年に数回は観る映画」と語るシモーン・アシュリーにとって特別な作品でした。ミランダの新ファーストアシスタント・アマリは、エミリー・ブラントが演じた初代アシスタントの後継ポジションにあたりますが、監督のデヴィッド・フランケルと脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケナは最初から「エミリー・ブラントを真似しないこと」を徹底的に指示しました。
アマリというキャラクターについてシモーン・アシュリーは「バダス(badass)で、エミリー・ブラントのあのピリピリしたキャラクターとは全く違う」と語っており、高いポニーテールとさらに高いヒールで、完璧な冷静さを保ちながらミランダを支える新世代のアシスタントとして描かれています。
現場でのメリル・ストリープとのシーンは「完全にマスタークラスだった」と表現。アン・ハサウェイとは撮影中に多くの時間を一緒に過ごし「彼女はスクリーンを静かに完璧に支配する」と称賛されています。
衣装はコスチュームデザイナーのモリー・ロジャーズがトム・ブラウンのスーティングとドルチェ&ガッバーナを中心に構成。劇中のメット・ガラのシーンでは、マイリー・サイラスが2019年のグラミー賞に着用したカスタムジャン・ポール・ゴルティエのガウンが登場し、映画のハイライトとなっています。
シモーン・アシュリーのカラリズムとの闘い
カラリズム(肌の色による差別)の問題を公言してきたシモーン・アシュリーは「もしそれに屈したら、どこへも行けない」と語っています。
シモーン・アシュリーはインド系女優として、業界のカラリズムと型はめ(タイプキャスティング)の問題に対して率直に発言してきました。「カラリズムは続いている問題です。でも、もしそれに屈したら、どこへも行けない」と語っており、その姿勢がブリジャートンでのリード役獲得にも表れています。
ブリジャートンの世界的な成功は喜びと同時に大きなプレッシャーをもたらし、「ブリジャートンが公開されたとき、人生最高の年々だったけれど、同時に強い不安も感じていた。認識されることが怖くて、よく家を出られない時期があった」とハーパーズ バザーのインタビューで告白しています。
シモーン・アシュリーの音楽活動
7歳からのクラシック声楽の基礎を持つシモーン・アシュリーは、プラダ2の撮影中にニューヨークで書いた楽曲でデビューEP「Songs I Wrote in New York」を2026年4月にリリースしました。
プラダを着た悪魔2の撮影でニューヨークに滞在した夏、シモーン・アシュリーはスタジオにこもり楽曲を制作しました。プロデューサーはアデルやストームジーの作品で知られるフレイザー・T・スミス。ニーナ・シモン、リアーナ、フリートウッド・マックからの影響を受けたギター中心のデリケートなポップサウンドで構成されています。
「Songs I Wrote in New York」のオープニング曲「Sublime」は、ニューヨークの夏に自転車に乗りながら感じた幸福感を歌ったもの。今後フルアルバムを年内にリリースする予定で、音楽と女優業を並走させる新フェーズに突入しています。
シモーン・アシュリーの主な出演作
| 作品名 | 役名 | 媒体・年 |
|---|---|---|
| ウルフブラッド | ズーラ・サンズ | TV(2016〜2017年) |
| ブロードチャーチ | ティーンエイジャー役 | TV(2017年) |
| ポケモン探偵ピカチュウ | ニュースレポーター | 映画(2019年) |
| セックス・エデュケーション | オリビア・ハナン | Netflix(2019〜2021年) |
| ブリジャートン 第2〜4シーズン | ケイト・シャルマ(→ケイト・ブリジャートン) | Netflix(2022年〜) |
| リトル・マーメイド(実写版) | インディラ(アリエルの姉) | 映画(2023年) |
| プラダを着た悪魔2 | アマリ | 映画(2026年) |
まとめ
医師・エンジニア家系の反対を押し切って女優の道を選んだシモーン・アシュリーは、「セックス・エデュケーション」「ブリジャートン」を経て「プラダを着た悪魔2」で完全に世界的スターの仲間入りを果たしました。メリル・ストリープに「彼女はスクリーンを支配する」と言わしめた演技力と、音楽・ファッションにまたがる多面的な才能で、31歳のシモーン・アシュリーのキャリアはまだ加速中です。
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本記事はWikipedia、The Hollywood Reporter、W Magazine、The National、Harper’s Bazaar、BritBrief、Glamour誌の情報をもとに作成しています。

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